GMail と i.softbank.jp の併用でメールを残す

iPhone 向けに発行される @i.softbank.jp メールアドレスは、一般のソフトバンクモバイルユーザから見ると、受信にお金のかかる普通のPC向けEメールアドレス。
そのうえ、サーバ上の保存期間が30日間で30日を過ぎると消されてしまいます。


どうせ他のソフトバンクモバイルユーザとのメールのやり取りが有料になるのであれば(自分(iPhone)側は無料)、いっその事 @gmail.com を使って携帯メールの送受信を行うと、送受信のメールが何GBとサーバ上に残せて、SPAM のフィルタも付いて、PCからもWebからもメールが読み書きできるようになります。
iPhone のメールは、普通に PC 向けのメールサーバに接続できるので、アカウントの作成でその他を選んで、google の ID/パスワードを入力すれば良いのです。

と、ここで終わってしまったらサギなのでもう一捻り。

  1. ・自分の送受信アドレスは gmail のアドレスになります
  2. ・i.softbank.jp 宛に直接届くメールも参照できます。
  3. ・i.softbank.jp 宛に直接届いたメールはバックアップされません。(30日で消えます)
  4. softbank の保存期間30日を過ぎたメールは、gmail からのみ参照可能です。
  5. ・送信メールは i.softbank.jp にも gmail にも残ります。(i.softbank.jp は30日で消えます)

それでもって gmail にメールが届いたら、メール着信通知ポップアップも表示します。


GMail の設定を開いて、転送を有効にします。転送先に、自分の @i.softbank.jp アドレスを入れて、「メールのコピーをアーカイブする」設定にします。

次に iPhone にメールアカウントを新規登録します。

メールアドレスに gmail のメールアドレスを入力します。名前や説明はオプションです。


受信メールサーバに i.softbank.jp の設定と、送信メールサーバに GMail の設定をします。

受信メールサーバ

ホスト名 imap.softbank.jp
ユーザ名 softbank のメールユーザ名
パスワード softbank のメールパスワード

送信メールサーバ

ホスト名 smtp.gmail.com
ユーザ名 gmail のユーザ名
パスワード gmail のパスワード


それぞれのメールサーバの設定が終わったら、保存を実行します。
しばらく時間が経ってから、SSL を利用せずに登録しますか?といった内容のダイアログが出てくるので「はい」を選択します。

これで登録が完了です。


試しに、gmail のアドレスにメールを打ってみます。
わりと即時にメール通知のポップアップを表示して、ポーリングの時間間隔で自動でメールを受信します。
ポーリング時間が待てない人は、手動でメールを操作して「受信」メールボックスを開きます。

      • -

今話題のiPhone3Gをみんなで語ろう!